けし‐あぶら【芥子油】
ケシの種子からとった微黄色の芳香油。食用や絵の具・石鹸(せっけん)の材料。けしゆ。
けし‐ゆ【芥子油】
⇒けしあぶら(芥子油)
けし‐がね【芥子金】
江戸時代、二朱または一朱の小粒の貨幣の俗称。芥子銀。
けし‐がら【芥子殻】
1 ケシの実の外側の皮。 2 武具の指物の一。ケシの実に葉を添えた形の作り物を竿(さお)の先に取り付けたもの。
けし‐ぐくり【芥子括り】
1 袖口を細く縫うこと。江戸時代、侠客などの間で粋な仕立てとされた。 2 袋物や巾着(きんちゃく)などの周囲につける、ひらひらしたへり。 3 歌舞伎の衣装で、袖・襟・裾などに縫い添えた5色のひら...
けし‐ず【芥子酢】
ケシの種子を焙(ほう)じてすりつぶし、三杯酢などをまぜて作った加減酢。
けし‐だま【芥子玉】
芥子粒のような細かい玉を散らした模様。浴衣や手ぬぐいなどの染め模様にする。けしあられ。
けし‐つぶ【芥子粒】
ケシの種子。きわめて小さいもののたとえ。
けしな‐ぐさ【芥子菜草】
ノゲシの別名。
けし‐にんぎょう【芥子人形】
きわめて小さい木彫りの衣装人形。女児の玩具やひな祭りの飾りとして江戸時代に流行した。豆人形。