か‐りゅう【花柳】
1 花と柳。花の紅と柳の緑。 2 《「花街柳巷(りゅうこう)」の略》芸者や遊女。また、遊里・遊郭。
かりゅう‐かい【花柳界】
芸者や遊女の社会。遊里。花柳の巷(ちまた)。
かりゅうしゅんわ【花柳春話】
織田純一郎の翻訳小説。明治11年(1878)刊。英国の作家リットンの「アーネスト=マルトラバーズ」(1837年作)とその続編を原作とする。富裕層の青年アーネストが、さまざまな困難を乗り越えて愛す...
かりゅう‐の‐ちまた【花柳の巷】
花柳界。遊里。
かりゅう‐びょう【花柳病】
《花柳界で感染することが多いところから》性病。性感染症。→性行為感染症
はなやぎ【花柳】
姓氏の一。 日本舞踊の流派の名、およびそれに属する舞踊家の芸名。 [補説]「花柳」姓の人物花柳寿輔(はなやぎじゅすけ)花柳章太郎(はなやぎしょうたろう)
はなやぎ‐じゅすけ【花柳寿輔】
[1821〜1903]日本舞踊花柳流の創始者・家元。初世。江戸の人。4世西川扇蔵の門下。江戸歌舞伎の振り付けに活躍し、劇界・舞踊界の第一人者として、多くの作品を残した。代表作品「勢獅子(きおいじ...
はなやぎ‐りゅう【花柳流】
日本舞踊の流派の一。嘉永2年(1849)4世西川扇蔵門下の西川芳次郎が花柳芳次郎(のちに寿輔(じゅすけ))を名のって創始。