か‐えん【花筵】
「はなむしろ」に同じ。
か‐おう【花押/華押】
文書の末尾などに書く署名の一種。初め、自署のかわりとして発生したものが、平安末期より実名の下に書かれるようになり、のちには印章のように彫って押すものも現れた。その形態により、草名(実名の草書体を...
か‐おう【花王】
花の中で最も美しいもの。ボタンをいう。〈日葡〉
かおうまる【花王丸】
歌舞伎作品の一。長谷川時雨の脚本による史劇。海事協会が募集した懸賞脚本の当選作。応募時の題名は「覇王丸」で、明治41年(1908)「演芸画報」に掲載。同年、6世尾上菊五郎らが出演して初演。歌舞伎...
か‐か【花果】
花と果実。「—根茎」
か‐かい【花会】
生け花の会。
か‐かく【花客】
1 花を見る人。花見の客。 2 (「華客」とも書く)ひいきの客。得意客。とくい。
か‐かん【花冠】
一つの花の花びら全体。 [補説]書名別項。→花冠
かかん【花冠】
呉茂一によるギリシャ叙情詩の訳詩集。昭和22年(1947)みすず書房より刊行。昭和48年(1973)、紀伊国屋書店から刊行された版により、同年、第10回日本翻訳文化賞を受賞。
か‐かん【花間】
花のあいだ。「—の蝶」