花(はな)を折(お)・る
《花を折ってかざす意から》美しく着飾る。「—・りてさうぞきて」〈落窪・三〉
花(はな)を咲(さ)か・せる
1 成功する。活躍して名をあげる。「永年の努力が、ついに大輪の—・せた」 2 盛んにする。にぎやかにする。「思い出話に—・せる」
花(はな)を賞(しょう)するに慎(つつし)みて離披(りひ)に至(いた)る勿(なか)れ
《邵雍(しょうよう)「安楽窩中吟」から。「離披」は、花びらの各片がはなれひらくことで、すなわち満開の意》花は満開にならないうちに鑑賞するのがよい。物はいまだ絶頂に達しない段階をもってよしとすべき...
花(はな)を添(そ)・える
美しさや明るさを加える。はなやかさを増す。「音楽隊による演奏が式典に—・える」
はなをはこぶいもうと【花を運ぶ妹】
池沢夏樹の小説。平成12年(2000)刊行。バリ島で麻薬所持のため逮捕された兄を救おうとする妹の奔走、画家としての苦悩を抱えた兄の再生を描く。毎日出版文化賞受賞。
花(はな)を持(も)た・せる
人に名誉を譲る。その人を立てて功を譲る。「若い人に—・せる」
花(はな)をや・る
1 華やかに装う。「細眉に振袖着て、—・ってゐらるる」〈浮・禁短気・三〉 2 風流を尽くす。華美を極める。「ここの都に—・って春を豊かに暮らされ」〈浮・永代蔵・一〉 3 人気を博する。「評判にの...
ホラズム【Khorezm】
中央アジアのアムダリア下流域の古称。中央アジア古代文明の一中心地。現在はウズベキスタン・トルクメニスタンに所属。コラズム。フワーリズム。 [補説]「花剌子模」とも書く。
ホワチヤオ【花椒】
《(中国語)。「ホワジヤオ」「ホアチヤオ」とも》⇒かしょう(花椒)