やまぶきのはな【山吹の花】
豊島与志雄の短編小説。昭和28年(1953)、「群像」誌に発表。同作を表題作とする小説集は、昭和29年(1954)刊行で、ほかに「どぶろく幻想」「庶民生活」などの作品を収める。
ゆう‐か【雄花】
「おばな」に同じ。⇔雌花(しか)。
ゆう‐はな【木綿花】
木綿(ゆう)の白さを花にたとえた語。一説に、木綿で作った白い造花ともいう。「泊瀬女(はつせめ)の造る—み吉野の滝の水沫(みなわ)に咲きにけらずや」〈万・九一二〉
幽霊(ゆうれい)の正体(しょうたい)見(み)たり枯(か)れ尾花(おばな)
幽霊と思っていたものは、枯れたススキだった。恐れられている人や物の実体がつまらないものであることのたとえ。
ゆうれい‐ばな【幽霊花】
ヒガンバナの別名。
ゆき‐の‐はな【雪の花】
1 雪を花にたとえていう語。《季 冬》 2 スノードロップの別名。
ゆき‐ばな【雪花】
雪を花にたとえていう語。
ゆ‐の‐はな【湯の花/湯の華】
1 鉱泉や温泉の噴き出し口や流路に生じる沈殿物や付着物。硫黄(いおう)泉の硫黄、石灰泉の石灰華、珪酸泉の珪華など。ゆばな。温泉華。スケール。 2 「湯垢(ゆあか)1」に同じ。
ゆ‐ばな【湯花/湯華】
1 「湯の花1」に同じ。 2 「湯玉(ゆだま)1」に同じ。
よう‐か【妖花】
1 あやしい感じのする美しい花。 2 あやしい魅力をもった美女。「銀幕の—」