ほう‐がん【芳顔】
美しい顔。また、他人を敬って、その顔をいう語。尊顔。「—を拝する」
ほう‐き【芳紀】
女性の若く美しいころ。年ごろを迎えた女性の年齢。「—まさに一八歳」
ほう‐ぎん【芳吟】
他人を敬って、その詩歌または吟唱をいう語。芳詠。玉吟。
ほう‐こう【芳香】
かぐわしい香り。「—を放つ」
ほうこう‐かん【芳香環】
芳香族化合物に含まれる環状の構造。ベンゼン環・ナフタレン環・アントラセン環など。芳香族環。
ほうこう‐ざい【芳香剤】
芳香があって気分をさわやかにする薬剤。
ほうこう‐ぞく【芳香族】
芳香族化合物のこと。
ほうこうぞく‐アミノさん【芳香族アミノ酸】
側鎖にベンゼン環などの芳香環をもつアミノ酸。フェニルアラニン・トリプトファン・チロシンなどがある。
ほうこうぞく‐アミン【芳香族アミン】
アンモニアの水素原子が芳香族炭化水素と1個以上置換したアミン。もっとも単純なものはベンゼン環の水素と置換したアニリン。
ほうこうぞく‐かごうぶつ【芳香族化合物】
分子内にベンゼン環を含む有機化合物の総称。最初に発見されたものが芳香をもっていたのでいう。一般に、酸化還元反応を受け付けにくく、置換反応を起こしやすい性質をもつ。芳香族。→脂肪族化合物