しんない‐ながし【新内流し】
二人一組で、2挺(ちょう)の三味線を弾き合わせながら街頭を歩き、客の求めに応じて新内節を語って聞かせるもの。また、その芸人。《季 夏》
ジャマ‐エル‐フナ‐ひろば【ジャマエルフナ広場】
《Jamaâ El Fna》モロッコ中部の都市マラケシュの旧市街中央にある広場。「死者たちの広場」を意味し、かつて処刑場だったことに由来する。大道芸人や屋台が集まる同国屈指の観光名所として知られ...
じゅ‐りょう【受領】
[名](スル) 1 物や金を受け取ること。「会費を—する」 2 ⇒ずりょう(受領) 3 江戸時代、優秀と認められた職人・芸人などが栄誉として国名を付した一種の官位を名のることを許されること。また...
じょう‐ごや【定小屋】
1 演劇や見世物などの興行場として常設してある小屋。 2 ある俳優や芸人などが、きまって出演する劇場・演芸場。
粋(すい)が身(み)を食(く)・う
遊里・芸人社会などの事情に通じて、得意になっている人は、つい深入りして、いつのまにか身を滅ぼすことになる。
ストリート‐パフォーマー【street performer】
街頭で曲芸・歌・踊りなどを独自の表現で演じる人。大道芸人。
すな‐え【砂絵】
砂を手に握り、少しずつ地面などにこぼして描いた絵。江戸時代、大道芸人が白砂や5色に染めた砂で描いて見せた。砂書き。
せき‐わり【席割(り)】
1 座席を割り当てること。「スタジアムの—図」 2 芸人が席亭からもらう給金。入場者一人につきいくらと割り当てられる。
せこ・い
[形] 1 悪い。みにくい。へたである。主として明治期の芸人の間で使われた語。「巧(うま)いね。是じゃ喜代寿(きよじゅ)の三糸でも決して—・かないね」〈小杉天外・初すがた〉 2 けちくさい。ずる...
たきのしらいと【滝の白糸】
戯曲。泉鏡花の小説「義血侠血」を脚色したもの。明治28年(1895)川上音二郎一座により浅草座で初演。滝の白糸とよばれる水芸人と向学の青年村越欣也の悲恋物語。新派の代表狂言の一。