芸(げい)が身(み)を助(たす)けるほどの不仕合(ふしあ)わせ
生活にゆとりのあったころ道楽で身につけた芸を、生計のために役立てなければならないほど落ちぶれること。「芸は身を助ける」を皮肉にいったもの。
げい‐ぎ【芸妓】
歌舞や音曲などで、酒宴の座に興を添えることを業とする女性。芸者。芸子。
げい‐ぎ【芸気】
《「げいき」とも》芸事の心得。芝居気(しばいぎ)。芝居ごころ。
げい‐こ【芸子】
1 芸者。芸妓(げいぎ)。多く関西地方でいう。 2 歌舞伎の役者。特に、修業中の年少の者。「さる—あがりの人なりしが」〈浮・一代女・六〉
げい‐ごと【芸事】
琴・三味線・踊りなど、遊芸に関すること。「—を習わせる」
げい‐さい【芸才】
1 技芸と才能。 2 芸に関する才能。才芸。「幅広い—の持ち主」
げい‐しゃ【芸者】
1 歌舞・音曲を行って酒宴の席に興を添えることを職業とする女性。芸妓(げいぎ)。 2 遊芸に秀でている者。「あの者は隠れもなき音曲の—に御座候」〈浮・桜陰比事・二〉 3 芸能を職業とする者。役者...
げい‐しゅう【芸州】
安芸(あき)の異称。
げいしょう‐ぎ【芸娼妓】
芸妓と娼妓。芸者や遊女。
げいしょうぎかいほう‐れい【芸娼妓解放令】
《「人身売買ヲ禁シ諸奉公人年限ヲ定メ芸娼妓ヲ開放シ之ニ付テノ貸借訴訟ハ取上ケスノ件」の通称》芸妓・娼妓・奉公人の人身売買の禁止などを定めた太政官布告。明治5年(1872)発令。明治31年(189...