め‐だし【芽出し】
1 草木が芽を出すこと。また、その新芽。芽立ち。萌芽(ほうが)。「—柳」 2 物事の始まり。また、物事のきざし。萌芽。「銀子にも嫉妬に似た感情の—はありながら」〈秋声・縮図〉
めだし‐まき【芽出し播き/芽出し蒔き】
稲の種籾(たねもみ)を水に浸し、発芽させてからまくこと。
め‐だち【芽立ち】
草木の芽が出ること。また、その芽。芽出し。《季 春》「からまつの—女が栗鼠(りす)見付く/林火」
め‐だ・つ【芽立つ】
[動タ五(四)]草木の芽が出る。「木々がいっせいに—・つ」
め‐ちゃ【芽茶】
茶の芽の若くて柔らかなところを摘んで製した茶。
め‐つぎ【芽接ぎ】
接ぎ木の一。新しく伸びた枝にできるじょうぶな芽を、周囲の木質部ごと削り取って接ぎ穂とし、台木の皮層を切り開いた部分に挿し込んで接ぐ方法。秋口に行う。
め‐づけ【芽漬(け)】
「木の芽漬け」に同じ。
めでた・い
[形][文]めでた・し[ク]《動詞「め(愛)ず」の連用形「めで」に形容詞「いたし」の付いた「めでいたし」の音変化》 1 喜び祝うに値するさま。喜ばしい。「—・く成功する」「—・い席」 2 評価・...
め‐どめ【芽止め】
[名](スル)芽が出ると品質の落ちるジャガイモやニンニクなどの発芽を止めること。また、栽培の都合から発芽を遅らせること。薬品処理・温度処理・放射線処理などの方法がある。
め‐ねぎ【芽葱】
葉ネギを芽吹いた直後に収穫したもの。薬味や鮨種として使われる。