ろう‐じゃく【老弱】
[名・形動] 1 年老いていることと若いこと。老人と子供。 2 年老いてからだが弱っていること。また、そのさま。「—な身」
ろう‐せい【老成】
[名・形動](スル) 1 年をとり経験を積んで、熟達していること。また、そのさま。「大家の—した文章」「此—なる代言人は、生来冷淡で」〈若松訳・小公子〉 2 年齢のわりにおとなびていること。「若...
ろうろう‐かいご【老老介護】
介護の必要な老人を(若い人ではなく)老人が看病し世話をすること。
わか【若】
《形容詞「若い」の語幹から》 1 少年。「—に似合ひたる職なり」〈申楽談儀〉 2 若君。若子。主に身分の高い家の幼い男児をいう。「今ははや二人の—をぞ儲(まう)けける」〈浄・出世景清〉 3 (他...
わかい‐しゅ【若い衆】
1 年の若い男。若者。若い者。「町内の—」 2 若い使用人。商家では小僧・丁稚(でっち)より年上の若い使用人。若い者。 3 歌舞伎で、最下級の役者。若い者。 4 歌舞伎の楽屋、芝居茶屋、遊郭など...
わかい‐つばめ【若い燕】
年上の女性の愛人になっている若い男。 [補説]奥村博史が平塚らいてうに送った手紙の中で、年下の自分自身を「若い燕」と書いたところからという。
若(わか)い時(とき)の苦労(くろう)は買(か)ってもせよ
若い時の苦労はその体験が将来役に立つから、自分から買って出ても苦労せよということ。
わかいひのおもいで【若い日の思い出】
東郷青児による油絵。昭和43年(1968)の作品。濃い青の背景の手前に、白い服の若い女性が立つ姿を描いたもの。損保ジャパン日本興亜美術館蔵。
わかい‐もの【若い者】
「若い衆(しゅ)」に同じ。「近ごろの—は礼儀を知らない」
わかいもの‐がしら【若い者頭】
若い者の中の主だった者。若衆頭(わかしゅがしら)。