わか‐とのばら【若殿原】
若い武士たち。また、若い人たち。「—に争ひて先を駆けんもおとなげなし」〈平家・七〉
わか‐どしより【若年寄】
1 江戸幕府の職名。老中に次ぐ重職で、旗本および老中支配以外の諸役人を統轄。小禄の譜代大名の中から通常数名が任ぜられた。少老。 2 若いのに言動が年寄りじみた人。
わか‐どり【若鳥/若鶏】
1 (若鳥)生まれて間もない鳥。ひな鳥。 2 生後80日前後の若い鶏。また、その肉。肉が柔らかい。
わか‐な【若名】
若い時の名。幼名。「われわれ年も半ばふけ、—にてもいかがに候」〈咄・醒睡笑・二〉
わか‐なえ【若苗】
1 生えたばかりの草木の苗。 2 稲の若い苗。早苗。 3 「若苗色」の略。
わか‐ぬし【若主】
若い人を敬っていう語。「この—たちの」〈宇治拾遺・二〉
わか‐ね【若根】
生えたばかりの根。若い根。
わか‐はげ【若禿】
若いのに頭がはげていること。
わか‐ぶ・る【若振る】
[動ラ五(四)]若い振りをする。また、若々しく振る舞う。「—・った服装」
わか‐むき【若向き】
若い人に似合うこと。また、そのもの。「—の柄(がら)」