あく‐ほう【悪法】
1 (‐ハフ) ㋐悪い方法。 ㋑国民のためにならない悪い法律。「—に苦しむ国民」 2 (‐ホフ) 人を惑わす悪い宗教。「—をとく釈迦ならば何とて提婆(だいば)は似せけるやらん」〈浄・用明天王〉
頭(あたま)を悩(なや)ま・す
あれこれ考えて苦しむ。思い悩む。「人間関係に—・す」
あっ‐せい【圧政】
権力などで人民を押さえつける政治。圧制政治。「—に苦しむ」
あつか・う【熱かふ】
[動ハ四] 1 熱に苦しむ。「火の神かぐつちを生まむとする時に、—・ひ懊悩(なや)む」〈神代紀・上〉 2 もだえ苦しむ。思い煩う。「妃、床に臥して涕泣(いさ)ち、—・ひて」〈継体紀〉
後腹(あとばら)が病(や)・める
事がすんだあとに、出費がかさんだり、障害が生じたりして苦しむ。「それは利害に打算して、跡腹の病めないものは無い」〈鴎外・妄想〉
アール‐ユー‐ティー‐エフ【RUTF】
《Ready to use therapeutic food》そのまま食べられる栄養食品。栄養価が高く、調理や容器の必要がなく、長期保存でき、携帯しやすいなどの特長がある。水に溶かす必要がなく、...
いい‐わずら・う【言ひ煩ふ】
[動ハ四]言いようがなくて苦しむ。言い悩む。言いかねる。「—・ひて、消息(せうそこ)などするこそをかしけれ」〈枕・二三七〉
いきどお・る【憤る】
[動ラ五(四)] 1 激しく腹を立てる。憤慨する。「無策な行政を—・る」 2 気持ちがすっきりしないで苦しむ。「—・る心の内を思ひ延べ」〈万・四一五四〉 [可能]いきどおれる
いた‐ばさみ【板挟み】
《板と板との間に挟まれて身動きできない意から》対立する二者の間に立ってどちらに付くこともできず、苦しむこと。「義理と人情との—」
胃(い)に穴(あな)があ・く
疲労や心労などの蓄積により、極度に疲弊・困憊(こんぱい)した状態であることのたとえ。「—・くほど成績不振に苦しむ」 [補説]実際の症状としては「胃穿孔(いせんこう)」という。