く‐ぎょう【苦行】
[名](スル) 1 つらさに耐えて仕事をすること。「難行—」 2 仏語。激しく肉体を苦しめる行いによって精神を浄化し、悟りを得ようとする修行。
く‐ぎん【苦吟】
[名](スル)詩歌や俳句などを苦心して作ること。また、その作品。「熱心に—して居るのに、今日は容易に句が出来ぬらしい」〈虚子・俳諧師〉
く‐げん【苦患】
仏語。地獄におちて受ける苦しみ。転じて、一般に苦しみや悩み。苦悩。
く‐げん【苦艱】
苦しみ。苦難。「なる程生というものは—を離れない」〈鴎外・青年〉
く‐げん【苦言】
本人のためを思い、言いにくいところまであえて言って、いさめる言葉。「—を呈する」
く‐ごう【苦業】
仏語。結果として苦しみを招くような行為。
く‐さん【苦惨】
苦しくみじめなこと。「焔柱を抱くの—を快とせしむる事あり」〈透谷・罪と罰〉
く‐しゅ【苦修】
仏語。熱心に仏道修行に励むこと。
く‐しょう【苦笑】
[名](スル)他人または自分の行動やおかれた状況の愚かしさ・こっけいさに、不快感やとまどいの気持ちをもちながら、しかたなく笑うこと。にが笑い。「—をもらす」「相手の詭弁(きべん)に—する」
く‐しん【苦心】
[名](スル)物事を成し遂げようといろいろ試みたり考えたりして苦労すること。「—に—を重ねる」「—が実る」「—して作る」