く‐せつ【苦節】
逆境にあっても、自分の信念や態度を固く守りとおす心。「—十年」
くせつ‐じゅうねん【苦節十年】
どんなに長い間逆境におかれても、信念を守りとおすことのたとえ。「—の末、ついに成功をおさめた」
く‐せん【苦戦】
[名](スル) 1 相手が強く、不利な状況で苦しい戦いをすること。「—を強いられる」「選挙で—する」 2 物事をなしとげるために苦しみながら努力すること。「信仰なくんば信仰を得るまで—せよ」〈独...
く‐そ【苦楚】
苦痛。辛苦。「無限の—を蒙(こうむ)り、苛刻の取扱いを受けたり」〈竜渓・経国美談〉
く‐たい【苦諦】
仏語。四諦(したい)の一。この世界は苦しみを本質としているという真理。
くたに
植物の名。リンドウ、またボタンともいうが未詳。「花橘、撫子(なでしこ)、薔薇(さうび)、—などやうの花」〈源・少女〉 [補説]「苦胆」「苦丹」などと当てることがある。
く‐ちく【苦竹】
マダケの別名。
く‐ちゅう【苦衷】
苦しい心のうち。「—を察する」
クッソ【kousso】
バラ科の高木。アフリカなどの高地に産し、葉は羽状複葉。淡紅色または白色の小花を円錐状につける。花から駆虫剤にするコソトキンをとる。 [補説]「苦蘇」とも書く。
く‐つう【苦痛】
からだや心に感じる苦しみや痛み。「—に顔がゆがむ」「精神的—を与える」