ふみこみ‐だたみ【踏込畳】
茶室で、茶道口(さどうぐち)の前の畳。
ふろさき‐びょうぶ【風炉先屏風】
茶の湯で、茶室の道具畳の向こうを囲むために立てる2枚折りの屏風。高さは50〜70センチくらい。
ほら‐ぐち【洞口】
茶室などで、床の間の脇壁に設けた開口部。床脇を広くみせるためのもの。縁(ふち)を壁土で塗りめぐらし、上部は半円形とする。
ほら‐どこ【洞床】
茶室の床の間の一様式。床の前面の間口より床内が広く、洞を思わせるような床。
まき‐いし【蒔石】
茶室の庭などに、まき散らしたように所々に置く石。
みず‐や【水屋】
1 社寺で、参詣人が口をすすぎ手を洗い清める所。みたらし。 2 茶の湯で、茶室の隅に設け、茶事の用意をととのえたり、使用後に茶器を洗ったりする所。水遣(みずや)り。 3 水を扱う所。台所。 4 ...
みょうき‐あん【妙喜庵】
京都府乙訓(おとくに)郡大山崎町にある臨済宗東福寺派の寺。山号は、豊興山。明応年間(1492〜1501)ごろ、山崎宗鑑が結んだ待月庵が、のち、禅院となったもの。豊臣秀吉が千利休に建てさせたと伝え...
むこう‐ぎり【向こう切り】
茶室で、炉を点前畳(てまえだたみ)の客畳寄りの隅に切ること。また、その炉。
むしゃのこうじ‐どおり【武者小路通り】
京都市上京区を東西に走る道路の呼び名。東の烏丸(からすま)通りから西の小川通りに至る、全長約500メートルの短い通り。武者小路千家の茶室(官休庵)がある。
むろ‐どこ【室床】
茶室の床(とこ)で、三方の壁および天井の入り隅をすべて壁土で塗りまわしたもの。