くさいり‐ずいしょう【草入り水晶】
緑色または茶色の針状結晶鉱物が含まれているために、草の入ったように見える水晶。
くじゃく‐ちょう【孔雀蝶】
鱗翅(りんし)目タテハチョウ科の昆虫。翅(はね)の開張約5.5センチ、翅の表面はえび茶色で円紋があり、裏面は黒い。幼虫は黒色で、食草はイラクサ。本州中部以北にみられる。《季 春》
くす・む
[動マ五(四)] 1 黒ずんだ渋い色になる。または、すすけたようなさえない色になる。「—・んだ茶色」 2 目立たない地味なようすになる。「—・んだ存在」 3 生気を失う。もの思いに沈む。「暗く—...
くだり‐あめ【下り飴】
地黄煎(じおうせん)を加えて固めた茶色の固い飴。下痢に効くところからの名、また上方(かみがた)から江戸へ下ってきた飴であるところからの名ともいう。
くり‐いろ【栗色】
栗の実の皮のような焦げ茶色。「—の髪」
くるみ‐いろ【胡桃色】
1 クルミの樹皮で染めた薄い褐色。 2 襲(かさね)の色目の名。表は香色(こういろ)、裏は白。 3 紙の色の名。クルミの実に似た薄茶色。「—といふ色紙(しきし)の厚肥えたるを」〈枕・一三八〉
くろ‐うたどり【黒歌鳥】
ヒタキ科ツグミ属の鳥。クロツグミと同属。全長約25センチ。雄は全身黒色で、鳴き声が美しい。雌は茶色。ヨーロッパから中国南部にかけて分布。ブラックバード。
くろ‐ぐわい【黒慈姑】
カヤツリグサ科の多年草。沼地に生え、高さ40〜70センチ。秋、茎の先に茶色がかった穂をつける。また近縁のオオクログワイをさし、塊茎を食用にする。くわいづる。くわい。《季 春》「沼尻に四五枚の田や...
くろ‐ちゃ【黒茶】
「黒茶色」の略。
くろちゃ‐いろ【黒茶色】
黒みがかった茶色。くろちゃ。