おお‐ぶく【大服/大福】
1 茶や薬を一度にたくさん飲むこと。 2 「大服茶」の略。
おおぶく‐ちゃ【大服茶】
元日に若水でたてた茶。梅干し・コンブなどを入れて飲み、縁起を祝う。福茶。《季 新年》「—昆布に長寿の味を飲む/句仏」
おお‐ぶり【大振り】
[名](スル) 大きく振ること。「バットを—する」⇔小振り。
[名・形動]同類の他のものに比べると普通より大きめであること。また、そのさま。「—な(の)茶碗」⇔小振り。
おお‐めいぶつ【大名物】
利休以前に選定された名物茶器で、最もいわれが深く、貴重なもの。東山御物(ひがしやまぎょぶつ)がその代表。
おお‐ゆき【大雪】
雪が大量に降ること。また、大量に降り積もった雪。豪雪。《季 冬》「—の山をづかづか一人哉/一茶」⇔小雪(こゆき)。
おおよせ‐ちゃかい【大寄せ茶会】
多くの客を招いて行う茶会。大寄せの茶会。
お‐かた【御方】
1 他人を敬っていう語。「あの—の紹介なら信用します」→方(かた)4 2 貴人の妻妾(さいしょう)や子女の敬称。「明日は殿ごの砧打(きぬたう)ち、—姫ごも出て打たい」〈松の葉・一〉 3 近世、...
おかる【お軽】
浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」中の女性。塩冶(えんや)判官の腰元で、早野勘平の妻。夫のために祇園の遊女となる。大星由良之助の密書を、一力(いちりき)茶屋の階上から鏡で盗み見る場面が有名。
おがわ‐どおり【小川通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。豊臣秀吉によって新設されたといわれる。現在、通りの北域には茶道の家元邸が立ち並ぶ。全長約3.7キロ。
おき‐あわせ【置(き)合(わ)せ】
取り合わせること。また、その対象。特に、茶道などで、道具を調和よく配置すること。