あか‐いわし【赤鰯】
1 塩漬けにし、または干して、油脂が酸化し赤茶けた鰯。 2 赤くさびたなまくらな刀のたとえ。「きさまたちの—で、なに、切れるものか」〈滑・膝栗毛・四〉
あか‐がしら【赤頭】
1 能楽や歌舞伎で使うかつらの一。赤毛で長く、獅子(しし)・猩々(しょうじょう)などに使う。→黒頭(くろがしら) →白頭(しろがしら) 2 赤茶けた頭髪。「—の子どもを」〈浮・男色大鑑・八〉 3...
あ‐かがり【皸/皹】
《「あ」は足、「かがり」は、ひびが切れる意の「かかる」の連用形から。元来は足についていったか》あかぎれ。《季 冬》「—をかくして母の夜伽(よとぎ)かな/一茶」
あか‐がれ【赤枯れ】
草木の葉や小枝が、赤茶けてきて枯れること。
あか‐くりげ【赤栗毛】
馬の毛色の名。赤みを帯びた茶色。
あか‐ぐされ【赤腐れ】
1 養殖中のノリが病原菌に冒され、淡赤色に変色する病害。暖冬に多く発生。 2 木材が濃い茶色に変色し、ぼろぼろに腐ること。
あか‐げ【赤毛】
1 赤みがかった髪の毛。 2 動物の毛色の名。赤みがかった茶色。
あか‐さび【赤錆】
鉄などに生じる赤茶色のさび。また、その色。
あか‐ざとう【赤砂糖】
赤茶色の砂糖。赤ざらめ、中白糖、精製していない粗糖など。
あか‐ちゃ【赤茶】
赤みを帯びた茶色。赤茶色。