くさ‐きょうちくとう【草夾竹桃】
ハナシノブ科の多年草。高さ約1メートル。葉は細長く、対生または輪生する。夏、白・紫・紅紫色などの、筒状で先が五つに裂けた花が多数円錐状につく。北アメリカの原産で、観賞用。花魁草(おいらんそう)。...
くさ‐きり【草切り】
《「くさぎり」とも》 1 まぐさを細かく刻む器具。押し切り。 2 まぐさを刈ること。また、刈る人。 3 荒地を初めて開墾した人。草分け。「アノ人ハコノ村ノ—ダ」〈和英語林集成〉
くさ‐きり【草螽蟖】
直翅(ちょくし)目キリギリス科の昆虫。大きさ4〜5センチ、緑色または黒褐色。クビキリギスに似るが頭に丸みがある。夏、草原で雄はジーンと鳴く。本州以南、東南アジアに分布。《季 秋》
くさ‐ぎ・る【耘る/草切る】
[動ラ五(四)]田畑の雑草を刈り除く。除草する。「彼等は今はただ黙って土を耕し、植え、—・り、収穫(とりい)れていることだろう」〈島木健作・生活の探求〉
くさ‐くだもの【草果物】
食用になる草の実。イチゴ・ウリなど。ふつうの果物が木にできるのと区別していう。〈和名抄〉
くさ‐ぐも【草蜘蛛】
タナグモ科のクモ。体長約1.5センチ、黄灰褐色で暗褐色の斑紋がある。低木や生け垣の間に、トンネル形の住居のある棚網を張る。
くさ‐けいば【草競馬】
公営の競馬に対して、農村などで行われる小規模な競馬。 《原題De Camptown Races》フォスターが1850年に作詞・作曲した歌曲。米国の田舎で開催される競馬の情景をうたったもの。
くさけいばるろうき【草競馬流浪記】
山口瞳のエッセー集。全国の公営競馬場、27箇所を巡った競馬旅の記録。昭和59年(1984)刊行。
くさ‐けずり【草削り】
雑草取りや土寄せに用いる農具。ワの字形をした刃に柄をつけたもの。草掻き。万能(まんのう)。
くさ‐ごえ【草肥】
草や木の葉を青いままで田畑の土にすき込んだ肥料。緑肥(りょくひ)。《季 夏》