きゅうり‐ぐさ【胡瓜草】
ムラサキ科の一・二年草。野原や道端に生え、高さ10〜30センチ。葉は長楕円形で、もむとキュウリのにおいがする。春、茎の上部に、多数のるり色の小花をつける。たびらこ。
きょう‐そう【狂草】
極端にくずした草書。唐の張旭(ちょうきょく)・懐素(かいそ)や、明末の王鐸(おうたく)・傅山(ふざん)が著名。
きらん‐そう【金瘡小草】
シソ科の多年草。道端に生える。茎は四方に広がり、地をはう。葉は長楕円形で、根元のものは放射状に出る。春、濃紫色の唇形の花が咲く。じごくのかまのふた。
きりん‐そう【麒麟草】
ベンケイソウ科の多年草。山地に生え、高さ10〜30センチ。葉は柄がなく、倒卵形で先が丸みを帯び、縁にぎざぎざがあり、厚い。夏、茎の先に黄色の小花を多数つける。《季 夏》
きんぎょ‐そう【金魚草】
オオバコ科の多年草。高さ30〜80センチ。葉は細長い。夏、白・黄・紅・紫色などの花を総状につける。花は唇形で、金魚に似る。南ヨーロッパ・北アフリカの原産で、観賞用。《季 夏》
きんちゃく‐そう【巾着草】
カルセオラリアの別名。
きんばい‐そう【金梅草】
キンポウゲ科の多年草。山地の湿原などに生え、高さ40〜80センチ。葉は円形で深い切れ込みがある。夏、梅に似た黄色の花をつける。
ぎょう‐そう【行草】
行書と草書。
ぎんなん‐そう【銀杏草】
スギノリ科の紅藻。潮間帯の岩上に群生。高さ10〜25センチ。先が二分した卵形に広がる。北海道から東北地方に分布。糊(のり)の原料や食用とする。えぞつのまた。
ぎんばい‐そう【銀梅草】
アジサイ科の多年草。山地の木陰などに生え、高さ40〜70センチ。葉は楕円形で先が裂けている。夏、梅に似た白い花が咲く。