こんろん‐そう【崑崙草】
アブラナ科の多年草。山地の谷川沿いに生え、高さ約60センチ。葉は羽状複葉。夏、白い花を総状につける。
ごまのは‐ぐさ【胡麻の葉草】
ゴマノハグサ科の多年草。湿気のある草地に生え、高さ約1.2メートル。ゴマに似た葉をもち、夏、黄緑色の壺形の花を総状につける。根を乾燥したものを漢方で玄参(げんじん)といい、解熱・消炎薬として用い...
さい‐そう【採草】
[名](スル)家畜の飼料や堆肥にするために草を刈り取ること。
さぎ‐ぐさ【鷺草】
サギゴケの別名。
さぎ‐そう【鷺草】
ラン科の多年草。日当たりのよい湿地に生え、高さ30〜40センチ。8月ごろ花茎を伸ばし、飛び立つサギに似た形の白い花を数個開く。観賞用に栽培される。《季 夏》「—のおくれ咲きしも翔けそろふ/秋桜子」
さくら‐そう【桜草】
1 サクラソウ科の多年草。低湿地に自生。葉は根際につき、楕円形で、縁が浅く裂けている。初春、花茎を出し、桜の花に似た紅紫色の5弁の花を数個開く。観賞用に栽培され、多くの品種がある。 2 サクラソ...
ささ‐くさ【笹草】
イネ科の多年草。やや乾いた山林に生え、高さ40〜80センチ、葉は披針(ひしん)形で笹の葉に似る。ささのはぐさ。
ささめ【莎草】
スゲやチガヤのようなしなやかな草。編んで蓑(みの)やむしろを作った。「綾ひねる—の小蓑衣(きぬ)に着む涙の雨も凌(しの)ぎがてらに」〈山家集・下〉
さし‐もぐさ【差艾/指焼草】
ヨモギの別名。
させ‐もぐさ【差艾/指焼草】
「さしもぐさ」の音変化。「思ひだにかからぬ山の—誰(たれ)かいぶきのさとは告げしぞ」〈枕・三一八〉