しき‐ぐさ【敷(き)草】
家畜小屋や、作物の根元などに敷く草。しきわら。
しきんわかそう【紫禁和歌草】
⇒順徳院御集
し‐ぐさ【仕種/仕草】
1 何かをするときのちょっとした動作や身のこなし。「なにげない—が印象に残る」 2 舞台上の俳優の動作や表情。所作。
しこ‐ぐさ【醜草】
悪い草。嫌な草。雑草。「忘れ草我が下紐に着けたれど醜(しこ)の—言(こと)にしありけり」〈万・七二七〉
しこたん‐そう【色丹草】
ユキノシタ科の多年草。中部地方以北の高山の岩場に生える。茎はかたまって出て、小さい葉が密につく。夏、黄白色の小花を数個つける。
し‐そう【刺草】
アザミの別名。
し‐そう【芝草】
1 マンネンタケの別名。「俗(くにひと)、—といふことを知らずして、みだりに菌(たけ)と言へるか」〈皇極紀〉 2 しばくさ。しば。〈日葡〉
し‐そう【詩草】
詩の草稿。詩稿。
しそ‐くさ【紫蘇草】
オオバコ科の一年草。暖地の池や田に生え、高さ約25センチ。シソのような香りがある。秋、長楕円形の葉のわきに白い小花をつける。
した‐くさ【下草】
《「したぐさ」とも》 1 木の下などに生えている草。森や林に生える丈の低い草木。 2 取るに足らない者。日陰者。「かかる—頼もしくぞ思(おぼ)しなりぬる」〈源・玉鬘〉