ねこのめ‐そう【猫の目草】
ユキノシタ科の多年草。山中の湿地に生え、高さ5〜20センチ。茎は地をはい、葉は広卵形。3、4月ごろ、苞(ほう)をもつ黄色い小花が集まってつく。二つに裂けた果実は、猫の目を思わせる。《季 春》
ねざめ‐ぐさ【寝覚め草】
1 松の別名。 2 オギの別名。
ねじろ‐ぐさ【根白草】
セリの別名。
ね‐タバコ【寝タバコ】
寝床の中でタバコを吸うこと。また、そのタバコ。
ねなし‐ぐさ【根無し草】
1 地中に根を張らず、水に浮いている草。浮き草。 2 浮き草のように漂って定まらない物事や、確かなよりどころのない生活のたとえ。「行方も知らぬ—の旅」
ねなしぐさ【根無草/根南志具佐】
談義本。5巻。風来山人(平賀源内)作。宝暦13年(1763)刊。女形の荻野八重桐の溺死事件を題材に、当時の世相を風刺したもの。「根無草後編」(5巻)は明和6年(1769)刊。
ねみず‐ぐさ【根水草】
ヤナギの別名。
ねむり‐ぐさ【眠り草】
オジギソウの別名。《季 夏》
の‐かんぞう【野萱草】
ススキノキ科の多年草。山野や川岸に生え、高さ約60センチ。葉は地下茎から2列に並んで出る。夏、黄赤色の6弁花を数個つける。花は下方から順に開き、1日でしおれる。《季 夏》
のこぎり‐そう【鋸草】
キク科の多年草。中部以北の山地の草原に生え、高さ60〜90センチ。葉は鋸の歯のように切れ込んでいる。夏から秋、淡紅色か白色の小さな頭状花を多数密につける。はごろもそう。《季 夏》「国境に—などあ...