ひいらぎ‐そう【柊草】
シソ科の多年草。山林の日陰地に生え、高さ30〜50センチ。茎は四角柱で、毛がある。葉は広卵形で縁にとがった切れ込みがあり、5月ごろ、青紫色の唇形の花を輪生する。
ひえん‐そう【飛燕草】
キンポウゲ科の越年草。高さ30〜90センチ。葉は分裂し、裂片は線形。初夏、青・紫色で距(きょ)をもつ花が総状に咲く。南ヨーロッパの原産で観賞用。デルフィニウム。ちどりそう。
ひかげ‐ぐさ【日陰草】
1 日陰に生える草。また、人目を忍んで生きている人のたとえ。 2 ヒカゲノカズラの別名。 3 サルオガセの別名。 4 フタバアオイの別名。
ひご‐くさ【肥後草】
カヤツリグサ科の多年草。林下に生え、高さ20〜35センチ。細長い根茎が地中をはう。葉は線形。初夏、茎の頂に、線形の淡緑色の雄花穂を1個、下方に雌花穂を数個つける。
ひごろも‐そう【緋衣草】
サルビアの別名。
ひさみ‐ぐさ【久見草】
松の異称。
ひつじ‐ぐさ【未草】
スイレン科の水生の多年草。池沼に生える。葉は楕円形で基部が深く切れ込み、水面に浮かぶ。夏、水上に白い花を開く。名は未の刻(午後2時)に咲くといわれたことによるが、普通は午前中に開花する。睡蓮(す...
ひとえ‐ぐさ【一重草】
ヒトエグサ科の緑藻。浅い海岸の岩上に生え、全体に黄緑色で薄く、ほぼ円形をし、縁は波打つ。汁の実や佃煮にする。ひとえあおさ。
ひと‐くさ【人草】
一般の人々。人民。たみくさ。あおひとぐさ。「汝(いまし)の国の—」〈記・上〉
ひとは‐ぐさ【一葉草】
1 キリの別名。 2 スミレの別名。 3 アシの別名。