みやこ‐ぐさ【都草】
マメ科の多年草。山野に生え、茎は細くて地をややはい、葉は3枚の楕円形の小葉と2枚の托葉とからなる複葉。春から夏にかけ、黄色い蝶形の花を開く。豆果は熟すと裂けて小さい豆を飛ばす。こがねぐさ。きれん...
みやま‐あけぼのそう【深山曙草】
リンドウ科の多年草。高山の岩地に生え、高さ約30センチ。茎は直立して、毛はない。葉は対生し、卵状楕円形。8月ごろ、暗紫色の花を総状につける。
みやま‐うすゆきそう【深山薄雪草】
キク科の多年草。本州北部の高山に自生し、高さ約15センチ。エーデルワイスに似て全体に白い綿毛をかぶり、葉は線形で互生。茎の上端の葉は輪状につき、その中央に黄色い頭状花を密につける。ひなうすゆきそう。
みやま‐かたばみ【深山酢漿草】
カタバミ科の多年草。山地に生え、葉は倒卵形の3枚の小葉からなる複葉。4、5月ごろ、白色に淡紫色のすじのある5弁花をつける。叡山(えいざん)かたばみ。
みらのね‐ぐさ【細辛／韮の根草】
ウスバサイシンの古名。〈和名抄〉
むえん‐タバコ【無煙タバコ】
火を付けず、煙を出さずに味わうタバコ。かぎタバコや噛みタバコなど。
むら‐くさ【叢草】
むらがり生い繁っている草。「あはれしや野焼きにもれし峰のわの—かくれ雉(きぎす)鳴くなり」〈永久百首〉
むらさき‐かたばみ【紫酢漿草】
カタバミ科の多年草。地下の鱗茎(りんけい)は子球をつくってよく増える。カタバミより大形。夏、淡紅色の花を開く。南アメリカの原産で、江戸時代に渡来し帰化。
むらさきぐさ【紫草】
今井邦子の歌集。昭和6年（1931）刊行。
むらさき‐そう【紫草】
多年草ムラサキの別名。
