しだ・く【拉く】
[動カ五(四)]《古くは「したく」とも》 1 (動詞の連用形に付いて)おしつぶして形をくずす意を表す。「噛(か)み—・く」「踏み—・く」 2 荒れる。乱れ散る。「その原や野風に—・くかるかやのし...
篠(しの)を乱(みだ)・す
激しい雨に風が加わって荒れるさまにいう語。「—・す雨」
し‐まき【風巻(き)】
《「し」は風の意》風が激しく吹き荒れること。また、その風。「雪—」《季 冬》「—くる雪の黒みや雲の間(あひ)/丈草」
し‐ま・く【風巻く】
[動カ四]《「し」は風の意》風が激しく吹きまくる。吹き荒れる。「伊吹の岳に雪—・くめり」〈山家集・中〉
すさ・ぶ【荒ぶ/進ぶ/遊ぶ】
《上代は上二段活用であるが、平安時代ころから四段にも活用するようになった》 [動バ五(四)] 1 気持ちや生活態度にゆとりやうるおいなどがなくなる。とげとげしくなる。荒れる。「心が—・ぶ」 2...
たい‐はい【退廃/頽廃】
[名](スル) 1 衰えてすたれること。くずれ荒れること。廃頽。「旧家が—する」 2 道徳的な気風がすたれて健全な精神を失うこと。「—した社会」
たけ・る【猛る】
[動ラ五(四)] 1 荒々しく行動する。激しく荒れる。暴れる。「—・る馬を押さえる」「海が—・る」 2 興奮して、早くそのことをしようとする。荒々しい気持ちになる。「—・る心を抑える」
て‐あれ【手荒れ】
手が荒れること。手の甲の皮膚が荒れてひび割れができたり、指先にあかぎれができたりすること。
とり‐おさ・える【取(り)押(さ)える/取(り)抑える】
[動ア下一][文]とりおさ・ふ[ハ下二] 1 暴れ動くものを押さえて動けないようにする。「荒れる牛を—・える」 2 犯人をつかまえる。とらえる。「泥棒を—・える」「密売の現場を—・える」
ドレーク‐かいきょう【ドレーク海峡】
《Drake Passage》南アメリカ大陸の南端ホーン岬と南極半島沖のサウスシェトランド諸島を隔てる海峡。幅約800キロメートル。英国の航海者フランシス=ドレークにちなむ。パナマ運河開通以前、...