きょう‐とう【狂濤】
逆巻き荒れ狂う大波。怒濤。狂瀾(きょうらん)。
きょう‐ひょう【狂飆】
荒れ狂う大風。暴風。「—波を鞭(むちう)ちて」〈鴎外訳・即興詩人〉
きょう‐らん【狂瀾】
1 荒れ狂う大波。 2 物事が狂い乱れている状態。「時代の—に身をまかせる」
きり‐おこ・す【切(り)起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 荒れ地を開墾する。「河原を—・して畑にする」 2 切って取り出す。また、切って運び出す。「雪の板を二尺平方ぐらいに—・し」〈康成・雪国〉
きり‐ひら・く【切(り)開く】
[動カ五(四)] 1 切って中を開く。「封を—・く」 2 (「切り拓く」とも書く)山を崩したり荒れ地を開墾したりして、道路・宅地・田畑などにする。「丘を—・いて宅地にする」 3 敵の囲みを破って...
ぎじ‐せいてん【疑似晴天】
悪天候の合間に、一時的に晴れ間が広がること。低気圧が通過する際に、一時的に天気が回復するが、数時間後には寒冷前線が通過し、再び気温が低下し、荒れた天候となる。疑似好天。
くうかん‐ち【空閑地】
1 利用されずに放置されている土地。空き地。 2 まだ開墾・整地されていない荒れ地。 3 荘園制下の免租地。
くち‐ごわ・し【口強し】
[形ク] 1 強く言い張るさま。「—・くて手触れさせず」〈源・葵〉 2 荒れ馬が手綱に従わず、扱いにくいさま。「白葦毛(しろあしげ)なる馬の、きはめて—・きにぞ乗ったりける」〈平家・八〉
くに‐つ‐みかみ【国つ御神】
「国つ神」を敬っていう語。「ささなみの—のうらさびて荒れたる京(みやこ)見れば悲しも」〈万・三三〉
くる・う【狂う】
[動ワ五(ハ四)] 1 精神の正常な調和がとれなくなる。気が違う。気がふれる。「気が—・う」「—・ったようにわめく」 2 物事・機械の働きや状態が正常でなくなる。「時計が—・う」「音程の—・った...