か‐ふ【華府】
《「華盛頓」と書いたところから》米国の首都、ワシントン。
か‐ほく【華北】
中国中北部、黄河の中・下流域の地方。河北・山西・山東・河南の四省に渡る地域。古来、中原(ちゅうげん)の地とよばれ、政治・文化の中心。ホアペイ。
か‐ぼく【華墨】
他人の手紙を敬っていう語。
か‐らく【花洛/華洛】
花の都。特に、京都。京師(けいし)。「—は宇治より北にあたりて」〈十訓抄・一〉
か‐れい【華麗】
[名・形動]はなやかで美しいこと。はでやかなこと。また、そのさま。「—な舞踏会」 [派生]かれいさ[名]
かれいなるいちぞく【華麗なる一族】
山崎豊子の小説。昭和45〜46年(1970〜1971)発表。関西の財界に君臨する銀行頭取一族の策謀と親子の確執を描く。昭和49年(1974)、山本薩夫監督により映画化され、第29回毎日映画コンク...
かれいなるしゅうぶん【華麗なる醜聞】
佐野洋の長編小説。昭和39年(1964)刊。ルポルタージュの体裁で描かれている。昭和40年(1965)、第18回日本推理作家協会賞受賞。
かれいなるだいえんぶきょく【華麗なる大円舞曲】
《原題、(フランス)Grande Valse brillante》ショパンのピアノ曲。変ホ長調。1833年作曲。ウィンナワルツを思わせる明るく華やかな曲調で知られる。
華(か)を去(さ)り実(じつ)に就(つ)く
見かけをはでに飾ることをやめて、質実な態度をとる。
きゃ‐しゃ【華奢/花車】
[形動][文][ナリ] 1 姿かたちがほっそりして、上品に感じられるさま。繊細で弱々しく感じられるさま。「—なからだつき」 2 器物などの作りが、頑丈でないさま。「—なつくりの机」 3 上品では...