けごん‐じ【華厳時】
天台宗で説く五時(ごじ)の第一。釈迦が成道(じょうどう)後、ただちに華厳経を説いたとする最初の21日間。
けごん‐の‐たき【華厳滝】
栃木県日光市にある滝。中禅寺湖から流れ出る大尻(おおじり)川によってつくられ、落下して大谷(だいや)川となる。高さ約97メートル、幅約7メートル。
け‐ざ【華座】
仏・菩薩(ぼさつ)のすわる、蓮華(れんげ)をかたどった座。蓮華座。
け‐そく【華足/花足】
1 机や台などの脚の先端を、外側に巻き返して蕨手(わらびで)としたもの。また、その脚のついたもの。 2 仏に供える、餅(もち)・菓子の類。もと、供え物を盛る器のこと。 3 足付きの膳(ぜん)の一...
けぞう‐かい【華蔵界】
「蓮華蔵(れんげぞう)世界」の略。
けぞう‐せかい【華蔵世界】
「蓮華蔵(れんげぞう)世界」の略。
け‐びょう【花瓶/華瓶】
仏前に花を供えるのに用いる仏具。銅製で無紋のものが多い。かひん。
け‐まん【華鬘/花鬘】
仏前を荘厳(しょうごん)するために仏殿の内陣や欄間などにかける仏具。金銅・牛革製の円形または楕円形のものに、唐草や蓮華(れんげ)を透かし彫りにして、下縁に総状の金物や鈴を垂らすもの。
けまん‐そう【華鬘草】
ケシ科の多年草。高さ約60センチ。葉は大きく、羽状複葉。晩春、淡紅色の心臓形の花を総状に垂らして咲く。中国の原産で、古くから観賞用に栽培される。ふじぼたん。たいつりそう。《季 春》「—咲きゐたら...
けまん‐むすび【華鬘結び】
ひもの結び方の一。上と左右に輪をつくり、ひもの両端を垂らす、装飾用の結び方。同心結び。