あき‐ぐみ【秋茱萸】
グミ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は銀白色の鱗片(りんぺん)で覆われる。初夏に黄色の花をつける。実は秋に赤く熟し、食用。《季 秋》
から‐はじかみ【唐薑/呉茱萸】
ゴシュユの古名。〈本草和名〉
くうちゅうのぐみ【空中の茱萸】
荒川洋治の詩集。平成11年(1999)刊行。第51回読売文学賞受賞。
ぐみ【茱萸/胡頽子】
グミ科グミ属の植物の総称。ナワシログミ・ナツグミ・アキグミ・トウグミ・ツルグミなど。全体に星状の鱗片(りんぺん)または毛がある。実は熟すと赤くなり、食べられる。《季 秋》
ご‐しゅゆ【呉茱萸】
ミカン科の落葉小高木。葉は7枚または9枚の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株。初夏、緑白色の小花が集まって咲く。赤い実は漢方薬として頭痛・嘔吐(おうと)に用いられる。中国の原産で、日本には享保年間(...
さん‐しゅゆ【山茱萸】
ミズキ科の落葉小高木。葉は楕円形。樹皮ははげやすい。早春、葉より先に黄色の小花を密につける。実は熟すと赤くなり、漢方で滋養強壮薬とする。朝鮮半島・中国の原産で、庭木にする。《季 花=春 実=秋》...
しゅ‐ゆ【茱萸】
ゴシュユの別名。
たわら‐ぐみ【俵茱萸】
トウグミの別名。
とう‐ぐみ【唐茱萸/唐胡頽子】
ナツグミの変種。枝にとげはない。実が大きく、食べられる。たわらぐみ。
なつ‐ぐみ【夏茱萸/夏胡頽子】
グミ科の落葉小高木。山野に自生。葉は長楕円形で裏面が白い。春、淡黄色の筒状の花が垂れてつき、初夏には赤い実を結び、食べられる。《季 夏》