氷(こおり)に座(ざ)・す
水の上にはった氷の上に座ると、体温で氷が溶けて下に落ちる。きわめて危険な状態にいることのたとえ。
こくじょう‐じごく【黒縄地獄】
八大地獄の第二。殺生と偸盗(ちゅうとう)を犯した者が落ちる所。熱鉄の縄で縛られ、熱鉄の斧(おの)で切り裂かれるという。
こ・ける【転ける/倒ける】
[動カ下一][文]こ・く[カ下二] 1 たおれる。ころぶ。「石につまずいて—・ける」 2 映画や芝居などの興行が当たらないままで終わる。 3 ころげ落ちる。すべり落ちる。「ひとりでに羽織の—・け...
ことん
[副]小さくてかたい物が当たったときなどの、あまり強くない音を表す語。「鉛筆が—と床に落ちる」
このした‐つゆ【木の下露】
木の枝葉から降り落ちる露。「御傘さぶらふ。げに—は雨にまさりて」〈源・蓬生〉
このは‐おとし【木の葉落(と)し】
1 こがらし。 2 木の葉が落ちるように左右交互に横すべりしながら降下する飛行機の飛び方。
このは‐ざる【木の葉猿】
1 普通より体が軽くて小さい猿。また、樹上で身軽に飛び回る猿、木の葉の間に見え隠れする猿の意とする説もある。「三笠の山に住まひする—をも誘ふなる」〈謡・嵐山〉 2 木の葉の落ちるのを、猿が身軽に...
こぼれ【零れ】
1 漏れ落ちること。あふれ出ること。また、そのもの。「嬉しさの—か」〈二葉亭・浮雲〉 2 (多く「おこぼれ」の形で)他人が手をつけたあとに残っているもの。お余り。「お—頂戴(ちょうだい)」
こぼれ‐お・ちる【零れ落ちる】
[動タ上一][文]こぼれお・つ[タ上二] 1 容器などからあふれて落ちる。漏れ出て落ちる。「地面に—・ちた米を鳥がついばむ」「とめどもなく涙が—・ちる」 2 散って落ちる。「桜の花びらが—・ちる...
こぼれ‐ざくら【零れ桜】
咲き満ちてこぼれ落ちる桜の花。また、その模様。