らく‐そう【落想】
[名](スル)考えが心に浮かぶこと。また、その考え。思いつき。着想。「コルレジョオが不死の夜の傑作も、これよりや—しつるとおもわる」〈鴎外訳・即興詩人〉
らくそん【落蹲】
雅楽の舞楽で、二人舞の納曽利(なそり)を一人で舞うときの呼称。
らく‐たい【落体】
重力の作用だけで落下する物体。空気の抵抗を無視できるとき、すべての落体は同じ加速度で落下する。
らく‐たい【落帯】
琵琶の部分の名称。胴の側面(磯(いそ))にはってある皮。
らく‐たん【落胆】
[名](スル)期待や希望どおりにならずがっかりすること。「審査に通らず—する」
らく‐だい【落第】
[名](スル) 1 試験や審査に合格しないこと。不合格。「筆記試験に—する」⇔及第。 2 学年の課程が修了できないで、卒業または進級できないこと。《季 春》「珈琲(コーヒー)濃しけふ—の少女子(...
らく‐だい【落題】
和歌・連歌・俳諧などで、題意を詠み落とすこと。また、その歌や句。
らくだい‐てん【落第点】
落第となる点数。一定の基準に達しない得点。
らく‐じゃく【落着】
⇒らくちゃく(落着)
らく‐ちゃく【落着】
[名](スル)《古くは「らくぢゃく」》 1 物事にきまりがついて落ち着くこと。決着。「彼を代表にすることで—した」「一件—」 2 近世、裁判などの決着がつくこと。