のがれ‐ことば【逃れ言葉】
言いのがれの言葉。逃げ口上。遁辞(とんじ)。「この御—こそ思ひ出づればゆゆしく」〈源・東屋〉
は【葉】
植物の茎や枝につき、光合成と蒸散を主な役割とする器官。秋に落葉するものと越冬するものがある。ふつう緑色で、葉身・葉柄・托葉の3部分からなり、葉身の形から単葉と複葉とに分けられる。「青々と—が茂る...
はい‐よう【肺葉】
肺の表面にある深い切れ込みによって区分される部分。人間では、右が上・中・下の3肺葉に、左が上・下の2肺葉に分かれている。
はい‐よう【胚葉】
多細胞動物の発生過程で、嚢胚(のうはい)期以降に形成される細胞層。外胚葉・内胚葉・中胚葉に分けられ、それぞれ特定の器官へと分化する。
はさみ‐ことば【挟み詞/挿み語】
1 文章の間に挟み込む言葉。挿入句。 2 江戸時代、多く遊里で行われた隠語の一種。言葉の各音節の間に、他の音節を挟んでいうもの。ふつう前の音と同じ段のカ行の音節を挟む。「あきれたひと」を「あカき...
はじ‐もみじ【黄櫨紅葉/櫨紅葉】
1 紅葉したハゼノキの葉。はぜもみじ。《季 秋》 2 襲(かさね)の色目の名。表は蘇芳(すおう)、裏は黄。秋に用いる。
はすっ‐ぱ【蓮っ葉】
[名・形動]「はすは」の音変化。「—な娘」
はす‐の‐は【蓮の葉】
1 ハスの、ほぼ円形をした葉。はすは。 2 「蓮の葉物」に同じ。「麁相(そさう)な道具を—といふごとく」〈浮・好色貝合〉
はす‐は【蓮葉】
[名・形動]《「はすば」とも》 1 ハスの葉。 2 女性の態度や言葉が下品で軽はずみなこと。また、そのさま。はすっぱ。「—な声をたてて笑う」 3 「蓮葉女」の略。「此家の小間使にてお種という—な...
はたらき‐ことば【働き詞】
活用のある自立語。用言。特に、動詞。