はちす‐ば【蓮葉】
ハスの葉。「—の濁りにしまぬ心もて何かは露を玉とあざむく」〈古今・夏〉
はち‐よう【八葉】
1 8枚の葉、または紙。 2 8枚の花弁。特に、ハスの花の8枚の花弁を放射状に並べた形。また、その文様。 3 紋所の名。2を図案化したもの。
はつ‐もみじ【初紅葉】
1 その秋、初めて色づいた紅葉。《季 秋》「—はだへきよらに人病めり/草城」 2 襲(かさね)の色目の名。表は萌葱(もえぎ)、裏は薄萌葱。
はつ‐もみじば【初紅葉】
《上代は「はつもみちば」》「はつもみじ1」に同じ。「めづらしと我(あ)が思ふ君は秋山の—に似てこそありけれ」〈万・一五八四〉
はな‐ことば【花言葉/花詞】
一つ一つの花に、それぞれふさわしい象徴的な意味をもたせたもの。バラは愛情、白ユリは純潔など。
はなし‐ことば【話し言葉】
話したり聞いたり、音声によって伝えられる言語。音声言語。口頭語。⇔書き言葉。
はな‐もみじ【花紅葉】
春の桜と秋の紅葉。春秋の美しい自然の眺め。「はかなき—につけても心ざしを見え奉る」〈源・桐壺〉 [補説]書名別項。→花紅葉
はなもみじ【花紅葉】
大町桂月、塩井雨江、武島羽衣の共著による詞華集。明治29年(1896)刊。美文韻文花紅葉。
はま‐ことば【浜言葉】
1 日本の海岸沿いの地方で話される独特の言葉。地方によって異なる。 2 《「横浜言葉」の略》明治初期、横浜に在留の外国人と日本人の使った言葉。おもに、日本語化した英語と英語化した日本語とを混ぜて...
はやくち‐ことば【早口言葉】
同音が重なったりして発音しにくい文句を早口にいうこと。また、その文句。「なげしの上の長なぎなたは誰(た)が長なぎなたぞ」の類。早口そそり。早言葉。早言。