アメリカ‐すずかけのき【アメリカ篠懸の木】
スズカケノキ科の落葉高木。葉は大きくて切れ込みがあり、柄が長い。初夏、淡黄緑色の小花が球状に集まって咲く。北アメリカの原産。庭木・街路樹とする。ボタンノキ。
アメリカ‐でいご【アメリカ梯姑/アメリカ梯梧】
マメ科の落葉高木。ブラジル原産で、日本では観賞用として栽植される。葉は長楕円形の3枚の小葉からなる。夏、濃紅色の蝶形の花が穂状に集まって咲く。アメリカデイコ。海紅豆(かいこうず)。→デイゴ
アメリカ‐のうぜんかずら【アメリカ凌霄花/アメリカ紫葳】
ノウゼンカズラ科の蔓性(つるせい)の落葉樹。6月ころ、枝の先に橙赤色のじょうご形の花がまとまって咲く。花は細長く、ノウゼンカズラよりも小振り。アメリカ中南部原産。このうぜんかずら。
アメリカ‐ぼうふう【アメリカ防風】
セリ科の越年草。高さ約1メートル。夏、黄色の小花が傘状に集まって咲く。ヨーロッパ・シベリアの原産。根や若葉を食用とするため栽培される。パースニップ。
あや【文/綾】
1 物の表面に現れたさまざまな形や模様。特に、線が斜めに交わった模様。 2 特に苦心した、文中の言い回し。含みのある表現や微妙なニュアンス。「言葉の—」 3 表面的には見えないが、たどると見えて...
あや【綾】
宮崎県中部、東諸県(ひがしもろかた)郡の地名。国内有数の照葉樹林群が広がり、九州中央山地国定公園に含まれる。
あや‐おどり【綾踊り】
綾織り竹を持って踊る民俗芸能。滋賀・静岡・千葉などの各地に分布。
あやか・る【肖る】
[動ラ五(四)] 1 影響を受けて同様の状態になる。感化されてそれと同じようになる。ふつう、よい状態になりたい意に用いられる。「彼の幸運に—・りたい」 2 影響を受けて変化する。動揺する。「風速...
あや‐ぎれ【文切れ/紋切れ】
発音などがはっきりしていること。歯切れがよいこと。「言葉の—せぬことのみ多し」〈浮・一代女・一〉
あや‐に【奇に】
[副]《感動詞「あや」に、下の動詞を状態的に修飾する格助詞「に」が付いて副詞化した語》言葉に表せないほど。なんとも不思議に。むやみに。「柵越しに麦食(は)む小馬のはつはつに相見し児らし—かなしも...