ぞうげのとうをでて【象牙の塔を出て】
厨川白村の著作。大正9年(1920)刊。新聞や雑誌などに発表した文学評論・エッセーをまとめたもの。→象牙の塔
たい‐ちょ【大著】
1 すぐれた著作。他人を敬って、その著作をいう語。 2 ページ数や冊数の多い著作。
たい‐ぶ【大部】
《「だいぶ」とも》 1 一つの書物などの冊数や巻数の多いこと。また、そのページ数・紙数の多いこと。大冊。「—の著作」「—の書類」 2 大部分。ほとんど全部。「火災により古記録の—を失う」
たいよ‐けん【貸与権】
著作者が、著作物の複製物を公衆に貸与する権利。主にレコード・ビデオなどの複製物が対象となる。
たいわ‐へん【対話編】
対話の形式で書かれた著作。主としてプラトンの著作をいう。
たくさり‐こうき【田鎖綱紀】
[1854〜1938]日本語速記術の創始者。陸奥の人。欧米の速記術を研究して日本語速記法を考案、明治15年(1882)に「日本傍聴筆記法」を発表した。他の著作に「新式速記術」など。
たちばな‐しらき【橘樸】
[1881〜1945]中国研究家・ジャーナリスト。大分の生まれ。王道国家論など満州国の理念を説き、合作社運動を進める。著作に「支那思想研究」「支那社会研究」など。
たてかわ‐だんし【立川談志】
[1936〜2011]落語家。5世。東京の生まれ。本名、松岡克由(かつよし)。5世柳家小さんに入門。昭和38年(1963)、真打に昇進して立川談志を襲名した。昭和46年(1971)、参議院議員選...
たね‐ほん【種本】
著作・講義などのよりどころとする書物。
たねむらすえひろのネオラビリントス【種村季弘のネオ・ラビリントス】
種村季弘の著作集。平成10年(1998)から平成11年(1999)にかけて「怪物の世界」「奇人伝」「幻想のエロス」などのテーマ別に全8冊を刊行。平成11年(1999)、第27回泉鏡花文学賞受賞。