かいぞく‐ばん【海賊版】
《pirated edition》外国の著作物を、著者・出版社の許可を受けずに複製したもの。同一国内のものについてもいう。 [補説]レコードやCD、DVDなどの場合は「海賊盤」とも書く。→ブートレグ
かい‐ちょ【快著】
すばらしい著作物。
かき‐あらわ・す【書(き)著す】
[動サ五(四)]書物としてまとめ、公にする。著作する。「数奇な生涯を—・す」
か・く【書く/描く/画く】
[動カ五(四)]《「掻く」と同語源》 1 (書く)文字や符号をしるす。「持ち物に名前を—・く」 2 (書く)文章を作る。著す。また、著作する。「日記を—・く」「本を—・く」 3 (描く・画く)絵...
かくされたじゅうじか【隠された十字架】
梅原猛の著作。副題「法隆寺論」。昭和47年(1972)刊。法隆寺は聖徳太子の怨霊を鎮める目的で建立されたと論じる。毎日出版文化賞受賞。
かことげんざい【過去と現在】
《原題Past and Present》カーライルの著作。1843年刊。英国の中世と現在を比較し、保守主義の立場から産業主義の弊害を訴えつつも、その健全な発展を期待する内容で、のちの英国の社会主...
カジュアル‐コピー【casual copy】
違法性を意識せずに安易な気持ちで行われる、ソフトウエアや音楽・映像コンテンツなどの著作物のコピー行為。友人同士での貸し借りや、個人が所有する複数の機器へのインストールなどをさし、営利を目的とする...
かねことうたしゅう【金子兜太集】
金子兜太の自選著作集。平成14年(2002)、全4巻を刊行。句集、評論、エッセーなどを収録。第13句集「東国抄」と本作により、第59回芸術院賞を受賞した。
かみがみのたいわ【神々の対話】
《原題、(ギリシャ)Theōn Dialogoi》2世紀ごろ、シリアで生まれたギリシャの作家、ルキアノスの著作。対話形式の短編作品集。ギリシャ神話の神々が機知に富んだ会話を繰りひろげる風刺的内容...
がくもんのすすめ【学問のすゝめ】
福沢諭吉の論文集。1巻17編。明治5〜9年(1872〜1876)刊。人間の自由平等と独立の思想に基づいた明治啓蒙期の代表的著作。冒頭の「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」は有名。