かつらぎ‐おり【葛城織】
厚地の木綿綾織物。作業衣・白衣などに使用。
かつらぎ‐がわ【葛城川】
奈良県北西部を流れる川。大和川水系の一。金剛山地の金剛(こんごう)山東斜面に源を発して北東流し、奈良盆地中西部の田園地帯をうるおし北葛城(かつらぎ)郡広陵町北部で大和川支流の曽我(そが)川に合流...
かつらぎ‐さん【葛城山】
奈良県と大阪府の境にある山。標高959メートル。古くは南方にある金剛山を含めていった。修験道の霊場。謡曲「葛城」の地。大和(やまと)葛城山。 和歌山県と大阪府の境にある山。和泉(いずみ)山脈...
かつらぎ‐し【葛城市】
⇒葛城
かつらぎ‐しんとう【葛城神道】
⇒雲伝神道(うんでんしんとう)
かつらぎ‐の‐かみ【葛城の神】
大和の葛城山に住むとされる神。一言主神(ひとことぬしのかみ)をいう。役(えん)の行者の命令で葛城山と金峰山(きんぶせん)との間に岩橋を架けることになったが、容貌(ようぼう)の醜いのを恥じ、夜しか...
かどの‐でら【葛野寺】
広隆寺の異称。
かどの‐りゅう【葛野流】
能の囃子(はやし)の大鼓(おおつづみ)方の流派の一。江戸初期に活躍した葛野九郎兵衛尉定之を祖とする。
くず【葛】
マメ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に生え、茎は長さ10メートル以上に伸びる。葉は先のとがった楕円形の小葉3枚からなる複葉で、大きい。秋、紫赤色の花が集まって咲く。肥大している根は葛根といい薬...
くず‐あん【葛餡】
醤油や砂糖で味つけした汁に、水で溶いた葛粉を加え、とろ火で煮た食品。あんかけやたれとして用いる。葛だまり。