たい‐そう【大葬】
天皇・太皇太后・皇太后・皇后の葬儀。
だきいし‐そう【抱(き)石葬】
先史時代の埋葬の一形式。死者の胸か腹に石塊をのせたもの。死者の悪霊のはたらきを防ぐためとする説がある。
だび‐そう【荼毘葬/荼毗葬】
荼毘(火葬)にするだけの葬式。儀式を行わないのが普通。
ちょう‐そう【鳥葬】
死体を野山などに放置して鳥の食うのに任せる葬法。ヒマラヤ周辺に現存。
ちょく‐そう【直葬】
通夜・告別式などの儀式は行わず、自宅または病院から直接火葬場に遺体を運び、火葬にする方式。炉前で読経・祈祷の行われることもある。 [補説]平成10年(1998)ころから増えてきたという。
とう‐そう【党葬】
政党が主催する葬式。
ど‐そう【土葬】
[名](スル)死骸を焼かずに土中に埋葬すること。また、その葬法。
ない‐そう【内葬】
[名](スル)内々で死者をほうむること。また、内輪で執り行う葬式。密葬。
はく‐そう【薄葬】
簡略にした葬儀。日本では、大化の改新に際し薄葬令を発して、墳墓の規模・副葬品などを縮小・簡略化させ、従来の厚葬を改めた。
ばい‐そう【陪葬】
[名](スル)主君を埋葬した墳墓の近くに近臣たちを埋葬すること。