ほうらい‐まい【蓬莱米】
台湾で栽培された日本種の稲や、これをもとに改良された品種などからとれた米。
ほうらい‐まめ【蓬莱豆】
⇒源氏豆(げんじまめ)
ほお・ける【蓬ける】
[動カ下一][文]ほほ・く[カ下二]⇒ほうける2
よもぎ【艾/蓬】
1 キク科ヨモギ属の多年草。山野に生え、高さ約1メートル。よく分枝し、特有の匂いがある。羽状に切れ込みのある葉が互生し、裏面に白い毛が密生。夏から秋、淡褐色の小花を多数つける。若葉を摘み、草餅(...
よもぎ‐あん【蓬餡】
白餡に、灰汁抜(あくぬ)きして撞いたヨモギの若葉を加えたもの。
よもぎ‐う【蓬生】
ヨモギが一面に生え茂って荒れ果てている所。《季 春》「—にかたまる嵯峨の道しるべ/野風呂」 源氏物語第15巻の巻名。光源氏、28歳から29歳。源氏が生活に困っていた末摘花を思い出し、二条東院...
よもぎ‐が‐かど【蓬が門】
「よもぎのかど」に同じ。
よもぎ‐が‐しま【蓬が島】
蓬莱山(ほうらいさん)のこと。「真にや—に通ふらむ鶴に乗るてふ人に問はばや」〈堀河百首・雑〉 日本の異称。〈日葡〉
よもぎ‐が‐そま【蓬が杣】
ヨモギが生い茂って杣山(そまやま)のようになった所。また、自分の家をへりくだっていう語。「鳴けや鳴け—のきりぎりす過ぎゆく秋はげにぞ悲しき」〈後拾遺・秋上〉
よもぎ‐が‐ほら【蓬が洞】
仙洞御所(せんとうごしょ)の異称。「世を照らす—の月かげは秋つ島根のほかも曇らじ」〈続古今・賀〉