はちす‐の‐ざ【蓮の座】
「蓮(はす)の台(うてな)」に同じ。「後の世には同じ—をも分けむ」〈源・御法〉
はちす‐ば【蓮葉】
ハスの葉。「—の濁りにしまぬ心もて何かは露を玉とあざむく」〈古今・夏〉
れん【蓮】
[人名用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]はす はちす 1 水草の名。ハス。「蓮華(れんげ)・蓮根・蓮台/紅蓮(ぐれん)・白蓮(びゃくれん)」 2 草木の名に用いる。「睡蓮・木蓮」
れん‐かく【蓮角】
チドリ目レンカク科の鳥。体形はクイナに似るが、繁殖期に尾が著しく長く伸び、全長約50センチになる。顔からのどと翼が白色、首の後ろが橙黄色のほかは黒色。指と爪が特に長く、スイレンの葉の上を歩いて餌...
れん‐げ【蓮華/蓮花】
1 ハスの花。《季 夏》「一蝶を放ちて—浄土かな/風生」 2 「蓮華草(れんげそう)」の略。 3 「散り蓮華」の略。
れんげ‐いん【蓮華院】
⇒上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)
れんげ‐うけ【蓮華受け】
⇒蓮華台2
れんげ‐え【蓮華会】
1 奈良の当麻(たいま)寺で7月22日の夕に修する法会。 2 山伏が修行を終えて山を出る際の行事。吉野の金峰山寺のものや鞍馬(くらま)寺の竹切祭が知られる。《季 夏》
れんげ‐え【蓮華衣】
袈裟(けさ)の異称。
れんげおう‐いん【蓮華王院】
三十三間堂の寺号。