ばら‐きせき【薔薇輝石】
マンガンの珪酸塩(けいさんえん)鉱物。淡紅・濃紅色で、ガラス光沢があり、透明ないし半透明。三斜晶系。ロードナイト。
ばらじゅうじだんのかねのおと【薔薇十字団の鐘の音】
《原題、(フランス)Sonneries de la Rose+Croix》サティのピアノ曲。全3曲。1892年作曲。神秘主義秘密結社、薔薇十字団の公認作曲家だった頃の作者が、同団のために作曲。薔...
ばらじゅうじだんのファンファーレ【薔薇十字団のファンファーレ】
《原題、(フランス)Sonneries de la Rose+Croix》⇒薔薇十字団の鐘の音
ばらじょう‐か【薔薇状果】
仮果の一。花托が発達して肉厚の壺形となり、中にいくつかの乾果ができるもの。バラ・ビワなど。薔薇果(しょうびか)。
ばら‐せいうん【薔薇星雲】
一角獣座にある散光星雲。距離は約4600光年。名称は、写真に撮ると散開星団を中心として赤っぽい輝線(Hα)を放つHⅡ領域がバラの花のように広がっていることに由来する。ところどころ暗黒星雲や原始星...
ばら‐せんそう【薔薇戦争】
1455〜1485年、ランカスター家とヨーク家との王位争奪を中心とする英国の封建貴族間の内乱。それぞれ紅と白のバラを記章としたのでこの名がある。結局ランカスター派が勝ちチューダー朝が成立したが、...
ばら‐たなご【薔薇鱮】
1 コイ科の淡水魚。全長約5センチ。体高が高く、側扁が著しい。背部が暗褐色のほかは黄色っぽい銀白色。雄は繁殖期に緑・青・紅色などの婚姻色に変化する。近畿・北九州に分布。にっぽんばらたなご。 2 ...
ばら‐の‐たに【薔薇の谷】
《Rozova dolina/Розова долина》ブルガリア中部、バルカン山脈とスレドナゴラ山脈の間の一帯。ストリャマ川とトゥンジャ川の渓谷があり、バラの生産が盛ん。主な町はカザンラクと...
ばらのなまえ【薔薇の名前】
《原題、(イタリア)Il nome della rosa》イタリアの記号論学者・小説家、エーコによる長編小説。1980年刊行。中世の修道院を舞台とするミステリー。
ばら‐はた【薔薇羽太】
ハタ科の海水魚。全長約60センチメートル。体色は赤橙(せきとう)色で小斑がある。南日本以南、インド洋・西太平洋に広く生息。食用ともするがシガテラ中毒を起こすことがある。