なぎなた‐こうじゅ【薙刀香薷】
シソ科の一年草。山地や道端に生え、高さ30〜60センチ。葉は狭卵形で、対生。秋、太く長い穂を出し、淡紫色の唇形の小花が密生して咲く。漢方で地上部を香薷といい、浮腫(ふしゅ)・下痢などに用いる。
なぎなた‐しろうりがい【長刀白瓜貝】
⇒白瓜貝
なぎなた‐ぞうり【長刀草履】
はきふるして形がくずれ、なぎなたのように長くのび曲がってしまった草履。
なぎなた‐なおし【長刀直し】
なぎなたの中子(なかご)を短く切り縮め、刀として用いるもの。
なぎなた‐ほおずき【薙刀酸漿】
アカニシの卵嚢(らんのう)。形がなぎなたに似て、中身を取り去った袋を鳴らして遊ぶ。《季 夏》→海ほおずき
なぎ‐はら・う【薙ぎ払う】
[動ワ五(ハ四)]刃物などで、勢いよく横に払う。「草を—・う」
なぎ‐ふ・せる【薙ぎ伏せる】
[動サ下一][文]なぎふ・す[サ下二]勢いよく横に払って切り倒す。薙ぎ倒す。「敵を—・せる」
な・ぐ【薙ぐ】
[動ガ五(四)]刃物を勢いよく横に払って切る。「草を—・ぐ」