かゆ‐づえ【粥杖】
正月15日に、望粥(もちがゆ)を煮るときに使う御薪(みかまぎ)で作った杖。これで子のない女性の腰を打つと男子が生まれるといわれた。粥の木。《季 新年》「—に冠落ちたる不覚かな/鳴雪」
かんばつ‐ざい【間伐材】
間伐により生じた木材。薪(まき)・杭(くい)にするほか、製紙用パルプや割り箸などにも加工される。
が【臥】
[人名用漢字] [音]ガ(グヮ)(呉)(漢) [訓]ふす ふせる 横になって寝る。「臥床・臥竜・臥薪嘗胆/安臥・横臥・起臥・仰臥・病臥・行住坐臥」 [名のり]お [難読]草臥(くたび)れる・臥所...
がしん‐しょうたん【臥薪嘗胆】
[名](スル)《「史記」越王勾践世家にある故事から》復讐(ふくしゅう)を心に誓って辛苦すること。また、目的を遂げるために苦心し、努力を重ねること。 [補説]中国の春秋時代、呉王夫差(ふさ)が父の...
き‐じり【木尻】
1 木の下端。木材の根に近いほうの部分。 2 炉端の末席。横座(主人の座)の対面で、使用人などがすわる座。薪をここからくべるので、薪の尻(しり)が向くことから生じた名称。
き‐ちん【木賃】
1 素泊まりの客が、煮炊きなどのための薪代(まきだい)として宿に支払う金銭。木銭(きせん)。 2 「木賃宿」の略。
肝(きも)を嘗(な)・める
《「嘗胆(しょうたん)」を訓読みにした語》ひどくつらい思いをする。→臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
き‐や【木屋】
1 材木を貯蔵する小屋。 2 材木、また薪を売る家。 3 薪炭類を入れる小屋。
き‐わり【木割(り)】
1 木、特に薪用の木を割ること。また、その人。まきわり。 2 建築物や和船の設計で、各部の寸法、または寸法の割合。また、それを決める方式。柱の寸法などを基準とした比で表す。
く・べる【焼べる】
[動バ下一][文]く・ぶ[バ下二]燃やすために火の中に入れる。「薪(まき)を—・べる」