ない‐か【内科】
全身性あるいは内臓などの病気を、主に薬物療法によって治療する医学・医療の分野。呼吸器科・循環器科・消化器科などに分けられ、医療の中で最も広い領域。⇔外科。
ニコチン‐いそんしょう【ニコチン依存症】
薬物依存症の一。習慣的な喫煙により引き起こされる。タバコを吸わずにいると血液中のニコチンの濃度が低下し、いらいらする、集中力を維持できない、落ち着かないなどの禁断症状が現れる。タバコ使用障害。
にんしんこうけつあつ‐しょうこうぐん【妊娠高血圧症候群】
妊娠20週以降から分娩後12週までに高血圧症状あるいは高血圧に加えて尿たんぱくがみられる異常の総称。母体が妊娠に伴うさまざまな生理現象に適応できないために起きると考えられている。日頃から血圧が高...
にんよう‐せい【忍容性】
薬物の服用・投与によって患者に生じる副作用の程度。副作用が比較的軽く、十分に許容できる程度の場合、忍容性が高いという。逆に、副作用が耐え難い場合、忍容性が低いという。認容性。
はんぎやく‐こうか【反偽薬効果】
偽薬(プラセボ)の投与によって、望まない有害な作用が現れること。偽薬効果とは逆に、薬物や医師に対する不安感などの心理作用によるものとされる。ノセボ効果。ノーシーボ効果。
ハード‐ドラッグ【hard drug】
ヘロイン・コカインなどの習慣性のある薬物。⇔ソフトドラッグ。
ハーム‐リダクション【harm reduction】
《harmは害、reductionは減少の意》薬物やアルコールなどの濫用・依存習慣について、ただちに止めさせることを目的とせず、身体的・社会的な悪影響を減らすことに主眼を置いた取り組み。薬物依存...
バーミンガム‐かいぎ【バーミンガム会議】
1998年に英国のバーミンガムで開催された主要国首脳会議(サミット)のこと。この年からロシアが参加し、G7(先進国首脳会議)からG8(主要国首脳会議)に呼称が変更された。この会議では世界経済の持...
ひない‐ちゅうしゃ【皮内注射】
皮内に薬物を少量注射する方法。ツベルクリン反応やアレルギー診断、ワクチンの予防接種などに用いられる。
ふあん‐しょうがい【不安障害】
不安が強く長く、あるいは頻繁に起こるようになり、不安による発汗・動悸(どうき)・胸痛・頭痛・めまい・不眠・下痢などのさまざまな身体症状が通常の限度を超えて現れ、日常生活に支障をきたす状態になるこ...