きゅう‐にゅう【吸入】
[名](スル)吸い入れること。特に、治療のため、薬物・気体などを吸い込むこと。「酸素を—する」
きゅうにゅう‐き【吸入器】
蒸気・霧の状態にした薬物や酸素を鼻や口から吸入させるための器具。呼吸器疾患の治療や麻酔に用いる。《季 冬》「上の子やみずからかくる—/汀女」
きょうそうば‐りかがくけんきゅうしょ【競走馬理化学研究所】
競走馬の薬物検査、および検査法の開発・改良に関する研究を行う公益財団法人。競走馬に与える飼料・医薬品等の薬物検査、軽種馬の親子判定・個体識別検査なども行う。昭和40年(1965)設立。栃木県宇都...
きょうはくせい‐しょうがい【強迫性障害】
強迫観念や強迫行為を主な症状とする精神疾患。意思に反して不快な考えが繰り返し頭に浮かび、また、不安を振り払うために同じ行動を繰り返し、生活にも支障が生じる神経症。不安障害の一種。治療には薬物療法...
きょたん‐やく【去痰薬】
気道の粘液の分泌を促進させたり、分泌物の粘性を低下させたりして、痰の吐き出しを容易にする薬物。咳(せき)を止める効果もある。去痰剤。
ぎゃっこうせい‐しゃせい【逆行性射精】
《「ぎゃくこうせいしゃせい」とも》射精の際に、精液が陰茎から外部に放出されず、膀胱へ流れ込んでしまうこと。糖尿病・脊髄損傷や、前立腺の外科手術、特定の薬物の服用などが原因となる。
ぎやく‐こうか【偽薬効果】
偽薬(プラセボ)の投与によってみられる治癒効果。薬物そのものの効能ではなく、投薬された安心感や医師への信頼などの心理作用によって症状が改善する状態をいう。プラセボ効果。プラシーボ効果。→二重盲検...
くみ‐やく【苦味薬】
センブリなどを原料とする苦みの強い植物性の薬物。食欲増進・消化促進に用いる。苦味剤。
クロルプロマジン【chlorpromazine】
精神安定薬の代表的薬物。統合失調症・躁(そう)病・神経症のほか、麻酔前投薬に用いる。
ぐこう‐けん【愚行権】
第三者から見て、行為者にとって害にしかならない不合理な行為であっても、他者に害をおよぼさない限りにおいて行う権利。ミルが「自由論」で提唱した。 [補説]リバタリアンなどは、自傷や自殺・売春・飲...