いおう‐さんじゅうご【硫黄三五】
硫黄の放射性同位体の一つ。半減期は87.4日。ベータ崩壊し、最終的に安定元素の塩素35に変化する。ベータ線のエネルギーが弱いため、生体内の代謝などを調べる際、この化合物が放射性指示薬として広く利...
いおう‐さんのう【医王山王】
比叡山延暦寺の根本中堂の本尊である薬師如来と、滋賀県大津市坂本にある日吉神社の日吉山王権現。
いおう‐じ【医王寺】
福島市飯坂町にある真言宗豊山派の寺。山号は瑠璃光山。天長3年(826)、空海の開山とされ、中興は、藤原秀衡の臣佐藤基治。境内に基治、源義経の臣佐藤継信・忠信の墓がある。 石川県加賀市にある真...
イオントフォレーシス‐りょうほう【イオントフォレーシス療法】
《iontophoresis therapy 「イオントフォレーゼ」とも》微弱な電流を利用して、溶液中でイオン化した薬剤を皮膚から体内に浸透させる治療法。イオン浸透療法。イオン導入法。電離療法。
いかり‐そう【錨草】
メギ科の多年草。山麓(さんろく)の樹林下などに生え、高さ約25センチ。葉は複葉で、小葉は卵形。4月ごろ、錨に似た形の淡紫色の花を数個下向きに開く。茎・葉を強精・強壮薬にする。《季 春》「—生れか...
いき‐あい【息合ひ】
1 けんかや武術の試合などで、両者が相対したときの調子。「二人が—、はったはったと蹴(け)返せば」〈浄・宵庚申〉 2 呼吸を整え元気をつけるための薬。いきあいぐすり。「馬の—をだに飲ません」〈仮...
いき‐ぎも【生き肝/生き胆】
生きている動物からとったばかりの肝。薬用にすれば特効があるとされた。いけぎも。
いきもの‐ブランドまい【生き物ブランド米】
農薬や化学肥料の使用を控えることで、水田とその周辺の環境に配慮し、生物との共生を目指して栽培されたブランド米。トキやコウノトリなど、銘柄に生物の名前が冠されている。
いき‐やくし【生き薬師】
《生きてこの世にいる薬師如来の意》すぐれた医者。名医。
いく‐ぐすり【生く薬】
不老不死の霊薬。いきぐすり。「亀山に—のみ有りければとどむる方もなき別れかな」〈拾遺・別〉