わら‐こんごう【藁金剛】
わらで編んだ金剛草履。
わら‐ごも【藁薦】
わらで編んだ目の粗いむしろ。
わら‐さん【藁算】
藁に結び目を作って数量などを表す方法。結縄(けつじょう)の一種で、沖縄では藺(い)やガジュマルの根などを用いて20世紀初頭まで行われた。
わら‐ざ【藁座】
1 わらで渦巻き状に編んだ円座(えんざ)。わろうだ。 2 開き扉の軸を受けるため、地覆(じふく)や貫(ぬき)に取り付ける金具などの部材。 3 鳥居の柱の根元に巻き付ける金属や木。
わらざ‐とりい【藁座鳥居】
藁座3を巻き付けた鳥居。
わら‐しべ【藁稭】
稲わらの芯。また、わらのくず。わらすべ。わらみご。
わらしべ‐ちょうじゃ【藁稭長者】
日本の昔話の一。1本のわらしべを、次々に高価なものと交換し、ついに長者になるという話。今昔物語集などにみえる。
わら‐すさ【藁苆/藁寸莎】
わら・古縄などを刻んだ壁土の補強剤。
わら‐すじ【藁筋】
わらの細いもの。また、わらしべ。「䗈(あぶ)…とらへて、腰をこの—にてひきくくりて」〈宇治拾遺・七〉
わら‐すべ【藁稭】
「わらしべ」に同じ。