どう‐らん【銅藍】
硫化銅からなる鉱物。濃藍青色で、板状または塊状。六方晶系。コベリン。
はく‐らん【白藍】
ハクサイ(白菜)とキャベツ(甘藍(かんらん))との種間雑種として作り出された野菜。
はな‐かんらん【花甘藍】
カリフラワーの別名。
ひゃくおうちんご‐の‐がらん【百王鎮護の伽藍】
《永遠に国を鎮め守護する道場の意》延暦寺のこと。
ふた‐あい【二藍】
1 紅(くれない)と藍とを重ねて染めた青みのある紫色。二つ色。 2 襲(かさね)の色目の名。表裏とも二藍、または表は赤みがかった濃い縹(はなだ)色で、裏は縹色。二藍襲(ふたあいがさね)。
ベロ‐あい【ベロ藍】
「紺青」に同じ。藍絵や陶磁器の色についていう。「ベルリン藍」がなまったもの。
ほん‐あい【本藍】
人造藍に対し、天然の藍。
ぼろ‐あい【襤褸藍】
染料の一。藍染めの古い布を苛性(かせい)ソーダなどを加えて煮沸し、還元してとった藍。
やま‐あい【山藍】
1 トウダイグサ科の多年草。山地に群生し、高さ約40センチ。地下茎は白く、乾くと紫色になる。茎は角ばっていて、長楕円形の葉が対生。雌雄異株。4〜7月、緑色の小花を穂状につける。昔、葉から染料をと...
やまい【山藍】
「やまあい(山藍)」の音変化。「あしひきの—に摺(す)れる衣をば神につかふるしるしとぞ思ふ」〈拾遺・雑秋〉