そう【藻】
[常用漢字] [音]ソウ(サウ)(呉)(漢) [訓]も 〈ソウ〉 1 水中に生える草の総称。も。「藻類/海藻・珪藻(けいそう)」 2 言葉のあや。あやのある文章。「才藻・詞藻・文藻」 〈も〉...
そう‐かい【藻海】
《Sargasso Sea》北大西洋のバーミューダ島付近、北緯20〜35度の海域。アンティル海流・メキシコ湾流に囲まれて流れがよどみ、ホンダワラが水面に浮遊。ヨーロッパ産ウナギの産卵場。サルガッ...
そう‐きん【藻菌】
かつて、藻類に近い菌類と考えらえた生物の総称。ツボカビ類・サカゲツボカビ類・卵菌類・接合菌類が含まれる。胞子に鞭毛があるツボカビ類・サカゲツボカビ類・菌類は鞭毛菌類と総称された。
そうきん‐しょう【藻菌症】
⇒接合菌症
そうきん‐るい【藻菌類】
真菌の一群。ミズカビ・ケカビなど。主に水生で、体は分岐した無色の菌糸からなる。分類学上は、ツボカビ類・サカゲカビ類・卵菌類・接合菌類として独立に扱われることが多くなっている。
そうげん‐じ【藻原寺】
千葉県茂原市にある日蓮宗の寺。山号は常在山。開創は建治2年(1276)、開山は日蓮、開基は斎藤兼綱。東身延とも称される。
そう‐しょう【藻礁】
海藻類を繁殖させるための設備。ホンダワラやカジメなどを植え付けたコンクリート製ブロックを海中に沈めたもの。水質汚染などで衰退した藻場の再生に利用される。
そうへき‐もん【藻壁門】
平安京大内裏外郭十二門の一。宮殿の西面中央にある。佐伯門(さえきもん)。西中御門(にしのなかみかど)。
そう‐るい【藻類】
主に水中や湿地に生育し、体内に葉緑素などの色素をもち、独立栄養を営む植物の総称。緑藻・紅藻・褐藻や、藍藻(らんそう)・珪藻(けいそう)など。
そうるい‐バイオねんりょう【藻類バイオ燃料】
微細藻類の光合成の代謝物として産生される炭化水素を原料としたバイオマス燃料。食糧と競合せず、食糧生産に不向きな土地でも生産が可能で、単位面積当たりの収量が多いという利点がある。藻類バイオマス燃料...